医療脱毛とサロン脱毛の違いって何?
脱毛クリニックと脱毛サロンの違いは?
エステ脱毛と光脱毛って何が違うの?
永久脱毛ができるのはどっち…?
こうした疑問を持っている方もいますよね。
脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛するなら、医療脱毛とサロン脱毛の違いを知っておかないと、大きな失敗をしてしまいます。
当記事では、脱毛で面倒なムダ毛処理を楽にして、綺麗な素肌を手に入れたいあなたが知っておくべき、医療脱毛とサロン脱毛の違いをご紹介します!
医療脱毛 サロン脱毛 違い
医療脱毛とサロン脱毛の違いとは?
まず医療脱毛とサロン脱毛では、使われている脱毛器の種類が違います。
医療脱毛では、毛根の組織を破壊できるような、強い出力のあるレーザー脱毛器が使われています。出力が強いので、痛みを感じやすいのがデメリットですが、効果的な脱毛が可能です。脱毛回数が少なくて済むのもメリット。
一方のサロン脱毛で使われている脱毛器は、光の熱で毛根にダメージを与える光脱毛が使われています。エステ脱毛という言い方がされることも。医療脱毛ほど痛みは感じませんが、1回あたりに感じられる効果も小さくなるので、脱毛に通う回数が増えます。
医療脱毛とサロン脱毛は、どっちが効果ある?
医療脱毛はレーザーを使い、サロン脱毛は光を使って毛根にダメージを与えます。
単なる光よりもレーザーの方が、毛根への攻撃力が高いのは想像しやすいでしょう。
当然、レーザーが使える医療脱毛の方が、サロン脱毛よりも1回あたりの効果が大きいですし、脱毛回数も少なくて済みます。
医療脱毛で使われるレーザー脱毛器の種類
種類 | 波長 |
---|---|
アレキサンドライトレーザ— | 755nm |
ダイオードレーザー | 800nm(可変) |
YAGレーザ— | 1064nm |
照射の威力は、レーザ—の波長の長さによって変わります。波長が長ければ長いほど、皮膚の深部にまでレーザーの熱を届けることができるので、威力が大きくなります。
つまり、アレキサンドライトレーザ—<ダイオードレーザー<YAGレーザ—と、下に向かうにつれて、効果は大きくなっていきます。
最近は、どのレーザ—も使える医療脱毛クリニックが増えてきています。各レーザ—を搭載している、主要な脱毛器と医療脱毛クリニックは、次の表を参考にしてみてください。
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サロン脱毛で使われる光脱毛の種類
種類 | 特徴 |
---|---|
IPL脱毛 | 光脱毛の中でも効果がいい |
SHR脱毛 | ほぼ無痛で脱毛可能 |
S.S.C.脱毛 | 抑毛がメインの脱毛法 |
IPL脱毛とは、(Intense Pulsed Light)の略で、その名の通り、とても強い光を当てます。安価なサロン脱毛の中で、最も効果が感じられるので人気。
SHR脱毛は、別名を蓄熱式脱毛と言います。毛根の浅い部分にあるバルジ領域にダメージを与えることで、根本的な脱毛が可能。大きなエネルギーを必要としません。ほぼ無痛で脱毛できるので、敏感肌の方やお肌が弱い方に人気です。
S.S.C.脱毛は、クリプトンライトの光とフィリニーブという抑毛成分のダブルパンチで、発毛を抑制する脱毛方法。毛が薄くなるだけなので、脱毛のイメージとはちょっとかけ離れているかもしれません。
脱毛サロンと脱毛クリニックの違いと見分け方
医療脱毛ができるところはどこ?
脱毛サロンと脱毛クリニックの違いは?
脱毛で失敗しないためには、こういった疑問も解消しておきましょう。
シンプルな結論、脱毛サロンと脱毛クリニックの違いは、次の通りです。
どっち? | 脱毛サロン | 脱毛クリニック |
---|---|---|
脱毛方法 | 光脱毛 | 医療脱毛 |
脱毛効果 | 普通 | 高い |
痛い? | それほど痛くない | 痛い |
料金 | 割安 | 割高 |
勘違いとしてよくあるのが、CMです。CMをやっているからといって、そこが脱毛サロンという訳でもありません。
リゼクリニックやレジーナクリニックも、医療脱毛ができるれっきとした医療機関ですから。
脱毛サロンと脱毛クリニックの見分け方は、ただ1つ。「クリニック」という言葉が入っているかどうかです。
クリニックという言葉がつく、リゼクリニックやレジーナクリニック、アリシアクリニックは、医療脱毛ができる医療機関。
クリニックという言葉が使えない、ミュゼプラチナムやキレイモ、銀座カラーは脱毛サロンになります。
永久脱毛ができるのは、脱毛クリニックだけ
なぜ、クリニックという言葉が使えないのか。
それは、脱毛サロンが医療機関ではないからです。
さらに、脱毛サロンは永久脱毛もできません。永久脱毛は毛根の発毛組織を破壊する医療行為なので、医師免許を持たない脱毛サロンで行うことは、法律で禁止されています。
具体的には、医師法第17条に違反してしまうのです。
【医師法第17条】
第十七条 医師でなければ、医業をなしてはならない。
厚生労働省HP
【医師法第17条の解釈】
ここにいう「医業」とは、当該行為を行うに当たり、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為(医行為)を、反復継続する意思をもって行うことであると解している。
厚生労働省HP
永久脱毛は使用する脱毛器の出力が強いので、まれに火傷したりすることがあります。この火傷が、「人体への危害」に当てはまるので、永久脱毛は脱毛クリニックだけでしかできないのです。
脱毛するなら医療脱毛とサロン脱毛のどっちがいい?永久脱毛の定義とは
であれば、永久脱毛ができる医療脱毛クリニックの方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、ちょっと待った。
永久脱毛のそもそもの定義をご存知ですか?
永久脱毛の定義とは
永久脱毛の定義は、アメリカの2つの団体で次のように定義付けられています。
- 米国電気脱毛協会
最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態 - 米国FDA(日本でいう厚生労働省)
3回の照射後、6ヶ月が経過した時点で67%以上の毛が減っている状態
つまり、永久脱毛しても、まったく毛が生えてこなくなるという訳ではないんです。
脱毛の目的は、ツルツルの無毛を目指すことではなく、手間がかかる日頃のムダ毛処理を楽にするためのものです。
脱毛は、脱毛器との相性次第で効果も変わりますから、サロン脱毛だけで十分満足する方もいますし、やっぱり医療脱毛をしておきたいという方もいらっしゃいます。
確かに、相性が合えば医療脱毛の効果は絶大ですが、その分料金は割高なので、予算との兼ね合いで決めるのがおすすめ。
最近は、永久脱毛ができる医療脱毛をしておきたいという人が増えている印象ですが、医療かサロンかよりも、脱毛器との相性を見極める方が個人的には重要だと思います。
【まとめ】医療脱毛でもサロン脱毛でも、あなたとの相性が重要
当記事では、医療脱毛とサロン脱毛の違いや、脱毛サロンと脱毛クリニック、どちらがいいのかについてご紹介してきました。
結論をシンプルにすると、永久脱毛がしたいなら医療脱毛が可能な脱毛クリニック。ムダ毛処理を楽にしたい!くらいの気持ちなら、安くで脱毛できる脱毛サロンがおすすめです。
とはいえ、サロンでもクリニックでも、使われている脱毛器との相性が合わなければ、思ったような効果は出ません。
なので、気になるサロンやクリニックがある方は、まず、初回の無料カウンセリングを受けておくのがおすすめ。
カウンセリングでは、脱毛の仕組みや脱毛器の説明だけでなく、お試し脱毛が無料でできますから。実際にあなた自身が体感してから判断すると、失敗する確率はグンと下がります。
それに、カウンセリングに行ったからといって、必ず契約しなければならないこともありません。お試しだけして、契約せずに帰ってもOKです。
医療脱毛かサロン脱毛かが決まったら、無料カウンセリングを受けましょう!(医療とサロンどちらも受けて、比較するのも1つの手)
1日でも早く、あなたも面倒なムダ毛処理から解放されますように!